BMS HEALTHCARE

ソーティクツ錠6mg

Q23 ソーティクツ錠を妊婦に投与してもよいですか?妊娠を希望している女性への投与は可能ですか?

A

添付文書上、妊婦への投与に関しては以下の記載で注意喚起しております。
デュークラバシチニブ投与によるリスク・ベネフィットを考慮のうえ主治医によりご判断いただきますようお願い致します。

<添付文書>
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。ラットで単回投与後にデュークラバシチニブ又はその代謝物は母動物の胎盤及び羊膜嚢に移行したが、胎児では検出されなかった。胚・胎児発生に関する試験において、AUC比較で臨床曝露量の約266倍(ラット)及び約20倍(遊離血清中濃度、ウサギ)に相当する最高投与量まで、胚致死作用及び催奇形性は認められていない。

なお、臨床試験で妊娠中又は授乳中の女性でのデュークラバシチニブの安全性を適切なデザインで評価した試験はありません(引用1)。 臨床試験において、女性被験者又は妊娠する可能性のある女性のパートナーである男性被験者は、試験期間中、有効な避妊法を使用することとされていました(引用1)。 また、妊孕性への影響を検討したヒトでのデータはありません。

<参考>
◆動物(ラット・ウサギ)を使った生殖発生毒性試験のデータ(引用2)
1)受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験
<雄ラット:デュークラバシチニブ5、15、50mg/kg/日投与>
ラット6ヵ月間反復投与毒性試験及び2ヵ月間回復性試験にデュークラバシチニブを投与した雄の交尾行動、受胎能及び精子形態の評価並びにその次世代(母動物は無処置)の初期胚発生の評価を組込んで実施しました。その結果、デュークラバシチニブは最高用量50 mg/kg/day(平均AUC(0-24h):117μg・h/mL、RHDにおけるAUCの247倍)まで、雄の生殖パラメータ(交尾能、受胎能及び精子形態)及び次世代の初期胚発生に影響を及ぼしませんでした。
<雌ラット:デュークラバシチニブ5、15、50mg/kg/日投与>
いずれの用量でも、性周期、交尾能及び受胎能にデュークラバシチニブに関連する影響は認められませんでした。したがって、本試験の母動物及び初期胚発生に関するNOAELは50mg/kg/day(平均AUC:81.1μg・h/mL、RHDにおけるAUCの171倍)と推定されました。

2)胚・胎児発生に関する試験
<ラット:デュークラバシチニブ5、15、75mg/kg/日投与>
いずれの用量でも胚・胎児毒性は認められず、母動物及び胚・胎児発生に関するNOAELは、いずれも75mg/kg/day(平均AUC:126μg・h/mL、RHDにおけるAUCの266倍)と推定されました。
<ウサギ:デュークラバシチニブ1、3、10mg/kg/日投与>
いずれの用量でも胚・胎児毒性は認められず、母動物及び胚・胎児発生に関するNOAELは、いずれも10mg/kg/day(平均AUC:43.2μg・h/mL、総血清中濃度及び遊離血清中濃度においてそれぞれRHDにおけるAUCの91倍及び20倍)と推定されました。

3)出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験
<ラット:デュークラバシチニブ5、15、50mg/kg/日投与>
有害な影響として50mg/kg/dayで出生後10~21日の離乳前の出生児の体重の増加抑制及びこれによる体重の低値が出生後14日(対照群の最大−5.8%)から21日(対照群の最大−12.5%)まで認められました。本用量における離乳後の体重増加量は対照群と同程度であり、出生児の体重は出生後73日(雄)以降及び35日(雌)以降は対照群値まで回復しました。以上より、デュークラバシチニブを最高用量50mg/kg/dayまで妊娠及び哺育期間中に投与した母動物に対する毒性は認められず、忍容性は良好でした。50mg/kg/dayでデュークラバシチニブに関連した離乳前の出生児の体重に有害な影響が認められましたが、離乳後に回復しました。したがって、本試験における母動物に関するNOAELは50mg/kg/day(平均AUC:51.9μg・h/mL、RHDにおけるAUCの110倍)、出生児の発生に関するNOAELは15mg/kg/day(平均AUC:9.16μg・h/mL、RHDにおけるAUCの19倍)と推定されました。


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