本剤の貯法は、室温保存(寒冷時には凍結を避けること。冷所での保存は推奨されない。)です(引用1)。
また、製品を10℃以下で保存すると注射液中に凝集が発生することが報告されています。凍結した製品や冷所で保存された製品は使用しないようお願いいたします(引用1)。
●「横倒注意」「この面を上にしてください」の表示について
ケナコルト-A筋注用関節腔内用の個装には、「横倒注意」「この面を上にしてください」と表示をしておりますが、懸濁製剤である為、長期間横置きしたり、その後正立させて保存した際、沈殿している結晶の一部がバイアルの底、又は側壁に付着乾燥して、凝集する可能性(側壁に付着したままの状態)がある為、表示をしております。
なお、ケナコルト-A皮内用関節腔内用では、5mLと溶液量が多く、凝集を起こす可能性が低いため、「横倒注意」の表示のような注意書きはしておりません。
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