A
血液透析又は持続携行式腹膜透析を施行されている患者さんでは、投与間隔の調節が必要です(引用1)。
添付文書上、透析患者への投与に関しては、以下の記載で注意喚起しております(引用1)。
投与に際しては、患者さんの状態を十分に観察し、リスクとベネフィットを十分に考慮した上で、医師の判断でお願いします。
【使用上の注意】
1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(1) 腎機能障害のある患者[高い血中濃度が持続するおそれがある。]
〈用法・用量に関連する使用上の注意〉
3. 腎機能障害患者では、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、下表を参考にして、クレアチニンクリアランスが50mL/min未満の患者並びに血液透析又は持続携行式腹膜透析を施行されている患者では、投与間隔の調節が必要である。
<参考>
◆透析等による除去率(外国人データ)(引用2)
血液透析(6例)及び持続携行式腹膜透析(CAPD)(4例)患者を含む腎機能障害患者にエンテカビル1mgを単回経口投与した試験において、4時間の透析で投与量の約13%、投与後7日間にわたる持続携行式腹膜透析で投与量の約0.3%が除去された。
◆分布容積
健康成人男子を対象にエンテカビル0.5mg(6例)又は1mg(6例)を単回経口投与した時の分布容積(Vdβ/F)(変動係数)はそれぞれ2466.59(17.1%)L、2014.93(22.8%)Lであった。
◆血清蛋白結合率(in vitro)
In vitroにおけるヒト血清蛋白結合率は約13%(限外ろ過法)であった。
◆分子量:295.29
<引用>
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